肉料理が出てくる映画たち

食文化は人間にとって最も大切なものであり、かつて歴史上の名料理人、名もない料理人が数々のレシピを開発してきました。その中でも肉料理は格別なご馳走で、映画というエンターテイメント文化の中でもメインディッシュである肉料理は多く取り上げられていて、映画ファンの胃袋をわしづかみにしてきました。

海外の映画を見ていると、本格的な輸入肉が食べたくなります。実は輸入牛を卸売に出すには難しい手続きが必要なわけではありません。一時期は感染症が心配されていた輸入牛は、検査の徹底とともに安全性が確保され、卸売りに出すこともそれを購入することも簡易に行うことができるようになっています。したがって映画で見た牛ステーキを日本で堪能することは今や簡単な時代になっています。

さて、映画に戻りますが、本格的なディナーは映画、ゴッドファーザーでも扱われていました。フルコース料理の最後にドンが部下を射殺するシーンは圧巻でしたが、肉食の獰猛なドンのイメージと相まって、イタリア人のタフさを見ている観客に印象づけました。

また、料理そのものを題材としたエル・ブリの秘密は、メニュー開発のために半年をかけ、その提供に半年をかけるという、料理人としては最高の贅沢な働き方、そして味わう客への最高のサービスを垣間見ることができて、その中に出てくる肉料理はまるでスクリーンから飛び出してきて、私たちの食卓に料理が提供されるかのような迫力があったのです。

南極で和食を作り続ける南極料理人は、和食を作りながら、私たち日本人のソウルフードである和食がいかに肉という素材と密接に結びついているかを物語風のドキュメンタリーとして楽しませてくれました。
ヘルシーなダチョウで健康に!国内産地3選と美味しい食べ方3選も興味深い記事です。

そして、フィンランドという異国の地で日本食を提供し続けて現地でその味を絶賛されながら営業を続けていたかもめ食堂。豚生姜焼き、とんかつ、鶏の唐揚げを食べながら、日本びいきの客たちが自分たちの人生を見つめ直してこれからの未来を見据えていこうとする、ヒューマンタッチな、食が文化と人生の両方を包み込む優しさを感じさせる物語です。

さて、今秋間も無く公開されるステーキ・レボリューションは、肉に魅入られてただそのために世界中を食べ歩き、また、最高の肉牛を生産して食するにはどうしたら良いのかということを延々と描き続ける物語です。見ているだけで空腹を強く感じさせるというシーンの数々をこの秋の夜長とともに楽しみ、健全な食欲に身を任せるのはきっと楽しいことでしょう。